情報表現演習|2023

授業方針および諸注意

基本方針

演習の概要 

情報を学ぶ入り口においては、道具としてのコンピュータの技術習得だけではなく、それを活用して、特定の相手にどのようにメッセージを伝えるかの"表現"の側面も重要である。この演習では、自分なりの解を見出していく表現の楽しさや、その中にある方法論の基礎について、実際に表現活動を行いながら学んでいく。
 
各自の表現を活かしたコンテンツを開発し、発表することをゴールとし、その要素として、観察の方法、アイデアの考え方、各種デジタル編集ツール、動的表現の要素、基礎的な技術などを各演習で解説していく。確実に理解できているかを確認するために、ほぼ毎回、レポートあるいは作品の提出が課される。また、実際にMacBookを使用しながらハンズオンで進める。そのため、学部の学習にて必要となる各種授業支援システムの利用法の説明も行う。

到達目標

(1)学習に必要な各種情報ツールの利用方法を理解する(汎用的技能)

(2)自身の制作物と他者の制作物を共有し、自分なりの価値基準を言葉で説明できる(態度・志向性)

成績評価と欠席について

成績評価方法 

到達目標(1)に関しては、提出された各回の演習課題を通してツールを適切に表現に活用できているかという側面から次のように評価する。S(優れて適切に活用できている)、A(適切に活用できている)、B(活用できている)、C(活用できているが一部不十分である)、F(活用できていない)。

到達目標(2)に関しては、2回の作品発表会に参加し、自身の制作物のプレゼンテーションとリフレクション課題の内容に応じて次のように評価する。S(優れてよく表現できている)、A(よく表現できている)、B(表現できている)、C(表現できているが一部不十分である)、F(表現できていない)。また、2回の発表会に参加しない場合もF(表現できていない)と評価する。

 

到達目標(1)を全体の80%、到達目標(2)を20%、計100%として、科目全体の得点を計算する。ただし、到達目標のうち、1つでもF評価のものがあった場合には単位の認定は行わない。

 

履修上の注意点

1)すべての授業に出席・参加すること。
2)演習と関連して出題される、すべての課題を提出すること単位取得の前提条件である 。

3)毎回演習の終わりに5〜10分程度のミニレポートを課す。時間内に未提出の場合、1回当たり5点の減点となる。

欠席の補講

実習授業であるので、欠席は(体調不良・公欠・忌引等)理由の如何を問わず欠席になる。この演習で扱うことは学部全員が一年生のうちに習得しておかなければならない内容となっており、個別の事情でそれを免除することにはならないことに注意せよ。

また、欠席した場合はこのサイトを参考に該当日の演習内容を自習しなければならない。

補講の内容は、自分の受講クラスの担当者の指示を受ける。特に指定がない場合には、欠席した日の課題を自習する。