イラパタ

『イラパタ』とは!?

 『イラパタ』とは、子育て中によくあるイライラする場面を題材としたカード型コンテンツです。
例えば、子どもがおもちゃをねだる場面やお風呂に入りたがらない場面など、1枚につき1つの場面が示されています。 『イラパタ』から、子育ての一般的な悩みへの対応法を抽出し、さまざまな方法で子育て中の悩みにおける解決の糸口を見つけます。
 栗芝プロジェクトは『イラパタ』を起点として、ワークショップ『いどパタ会議』立て看板『子育てイライラツリー』情報交換Webサイト『なやめーる』を制作しています。

『イラパタ』の由来

 『イラパタ』は、「パターンランゲージ」の要素を取り入れています。
「パターンランゲージ」とは、すでに豊かな経験を持っている人から「コツの抽出」をし、他の人が「やってみたくなるヒント集」として提示するという、 新しい「知恵の伝承&学び」の方法です。コツを日常の中で「使いながら学ぶ」ことができ、さらに「自分なりの創造」の幅を持って試行錯誤していけるため、 良い学びを速く自分らしく積み重ねていくことができます。
 この考え方と、子育てのイライラする場面を掛け合わせたことから、 『イラパタ』という名称になりました。 出典: パターン・ランゲージとは | クリエイティブシフト

『イラパタ』の要素

 ここでは、『イラパタ』中身について図を用いて説明します。

イラパタ要素

 ①タイトル②イントロダクション③イラストで、子育ての中でよく見おけられる場面を説明します。 全部で32パターンもの場面があるため、子どもを育てる経験としても・あなたが育てられる経験としても共感する場面があると思います。
 ④問題点では、その状況を放置することによる弊害が記述されています。 この場面をどうにかするために、何かしらのアクションを起こさなければなりません。 「子どもを育てる立場として、何ができるか」ご自身の子育ての経験から思い出して考えてみましょう。 子育ての経験がない方は、「もし自分がその立場だったらどうするか」という仮定のもとで想像してみましょう。
 ⑤みんなの声には、実際の子育て経験者の方々が含まれています。 考えに行き詰まった場合には、ヒントとして見てみるのもありでしょう。

『イラパタ』の種類

 『イラパタ』は、全部で32種類あります。 そのため、子どもを育てる側も育てられてきた側も共感できる内容が一人ひとりにあると思います。 全32種のうち、一部カードをお見せします。

イラパタサンプル1 イラパタサンプル2 イラパタサンプル3