4月/リサーチ
プロジェクト始動！五感を体験する手始めに10号館のゼミ室から1号館までトラストウォークを実施しました。視覚を遮られることでいかに視覚が大切なのかを感じることができる体験でした。
4月/廃材体験
地域企業の廃材を表現の素材として活用する活動をしている府中市のNPOの方をゲストにお招きし、実際に廃材を使ってワークショップをしました。
5月/リサーチ
5月は廃材をどのように活用していけるかを手を動かしながら考えました。聴覚を刺激するピタゴラスイッチをお題に、2チームに分かれてワークショップを行いました。廃材同士をぶつけ合うことで音を発生させ、聴覚に響くように工夫しました。
6月/ラッコルタボランティア
府中市の生涯学習センターでラッコルタワークショップの見学、手伝いをしました。あすなろ学級の皆さんが廃材を使ってアート作品を作っている様子を記録し、どのような活用方法があるのか学び、人とのコミュニケーションを通して知識や知見を広めることができる機会になりました。
6月/アイデア出し
中間発表に向けて、五感それぞれをどのように体験してもらうか、廃材はどのように活用できるのかということを話し合いました。実際に自分たちで出たアイデアを試してみることでその感覚の魅力が伝えられる体験になるかということを精査していきました。
7月/素材収集
それぞれの五感を表現するのにふさわしい素材を色々試し、どの素材を使って作品を作っていくかを考えました。中間発表でどのように発表するのかということも同時に考えました。
7月/中間発表
五感ブースを作り、視覚・聴覚は展示、触覚・嗅覚・味覚は体験ブースとして発表しました。大人から子供まで体験してもらい、イベント出展、最終発表に向けてどのように改善していけるかということが今後の課題になりそうです。
8月/課外活動/サーカス様訪問
我々の活動を知っていただくとともに廃材を使ってアートを制作する身としてその理解を深めるために、株式会社 CIRCUS 様を訪問しました。会社としてデザインやオブジェクト制作を行っている現場を実際に目にすることができ、またチームでの活動において重要なコミュニケーションや個々が活躍できる環境などを知りました。
8月/課外活動/交流会のご報告
8月にACFの皆さまとの交流会を実施しました。この交流会では、親睦を深めるとともに、私たちのプロジェクトや美術展の成功に必要なポイントについて意見交換を行う貴重な機会となりました。 また、子どもたちに実際に私たちが制作したゲームを体験していただきました。子どもたちが楽しむ様子を間近で見ることで、改善すべき点や新たなアイデアも発見することができ、今後の活動に向けて大きなヒントを得られました。
9月/ブラッシュアップ
夏休み中に実施した課外活動や交流会でいただいたフィードバック、そして自身が感じた課題をもとに、現在の作品の問題点を洗い出し、改善に取り組みました。 試行錯誤を繰り返しながら、より多くの方に楽しんでいただける作品に仕上げるべく、細部のブラッシュアップを進めています。
10月/再制作のご報告
9月後期に行ったブラッシュアップや問題点の洗い出しを踏まえ、新たに制作する必要があるものの再構築に取り組んでいます。これまでのフィードバックを活かしつつ、より良い作品を目指してデザインや内容を見直し、一つひとつ丁寧に仕上げています。
11月/美術展本番
1月、アーティストコレクティブ府中の皆さまが主催する美術展に出展しました。このイベントには1万人以上の来場者が訪れ、私たちのブースにも約200名の子どもたちが遊びに来てくれました。 子どもたちが楽しそうに作品に触れたり、ゲームに挑戦する姿を見ることができ、私たちの制作物が実際にどのように受け入れられるかを肌で感じる貴重な機会となりました。多くの笑顔に出会えたことで、改めて「創る楽しさ」と「共有する喜び」を実感しました。